資格は一生ものという言葉

「資格は一生のものだから、取っておきなさい」
昔の人はよくそう言ったものです。とはいっても、利用価値のない資格をたくさん持っていてもあまり意味がありません。
よく履歴書にあらゆる資格を記入する人がいますが、逆効果になることもあります。
応募したい職種に合わせて、必要だと思われる資格や、持っていることがアピールになるような資格を記入していると良いのですが、
事務職に応募するのに販売士の資格や調理師の資格をアピールされても、何がしたい人なのか混乱するのと同時に、
興味で動く人なのではないか、興味がなくなればすぐに仕事も変わるかもしれないといったあまり良くない印象を与えてしまうことにもなりかねません。
必要な資格とそうではない資格。自分の中で区分けをしておくようにしましょう。

看護師が転職をする際に、看護師資格が必要なのは当然ですが、希望する診療科によってはアロマセラピーなどの資格もあると有利なことがあります。
小児科などは児童心理学や、カラーセラピーなど、一見関係がなさそうに見えて治療法に生かされている資格を持っておくと良いかもしれません。
中にはバルーンアートの資格を持っている看護師もいましたし、小学校教諭の資格がある看護師もしました。
闘病生活が長引くと、勉強の遅れも出てきますので、フォロー出来るようにしているそうです。
ネイル関係も医療に関係なさそうに見えますが、がん治療の患者などは爪の色が黒くなってしまったり、気にする人が多いので病院でケアしているといったこともあるようです。
持っている資格が現場でどのように役立つことが出来るか、きちんとアピールが出来れば無駄な資格とは受け止められることがありませんんので、
一言添えておくと良いかもしれません。